校長室からROOM
平成28年度 入学式 式辞

やわらかな春の日差しに包まれた本日、ここに多数のご来賓の皆様並びに地域、保護者の皆様のご出席を賜り、平成二十八年度浅江中学校入学式がこのように盛大に行われますことを、心から感謝申し上げます。
百三十七名の新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんが入学されるのを心待ちにしておりました。心から歓迎いたします。
さて、皆さんは、本日より浅江中学校の生徒として仲間入りをされました。本校は、皆さんの先輩たちをはじめとする多くの人たちの手により、これまで、すばらしい伝統と校風が築き上げられてきました。そんな浅江中学校の生徒であるという誇りと自覚をもって、これからの三年間を過ごしてほしいと思います。
入学に当たり、皆さんに二つのことについて、お話とお願いしたいことがあります。
一つ目は、本校の教育目標の一つ「美しい心」を育むということについてです。ここで言う「美しい心」とは、他の人を思いやり、素直に感謝することのできる「温かい心」、自分も含めてまわりが今どんな状況に置かれているのかを冷静に判断し、一番ふさわしい行動がとれる「冷静な心」、お互いの違いを認め合い、協力できる「広い心」、そして困難に打ち勝とうとする「強い心」などを指しています。
早速、日々の授業や部活動、生徒会活動などが始まります。また、宿泊学習や文化祭などの学校行事、さらには、学校内外で行うボランティア活動や地域貢献活動など、新しい活動もたくさん待っています。
その中には、楽しいこともたくさんありますが、同時に、みんなで力を合わせて取り組まなければならない場面や、粘り強さが求められる場面、あるいは他の人の立場に立って物事を考えなければならない場面なども数多くあるでしょう。
こうした活動の一つ一つに本気で取り組むことで培われていく「美しい心」を日々心がけて、態度や行動に表わせる人になってほしいと思います。そうすれば、必ず自分の世界が大きく広がり、自分の夢に一歩近づくはずです。
皆さんにお願いしたいことの二つ目は、人とのつながりを大切にしてほしいということです。
皆さんは、このマスコットキャラクターを覚えていますか。そうです。これは、「つながりん」という名前のキャラクターですね。
浅江中学校の正門を入ると、「つながり日本一」という大きな看板が見えてきます。本校は、人と人とのつながりを大切にし、その中でお互いが支え合い、協力し合いながら、皆が一緒に高まっていく、そんな学校をめざしています。
この「つながりん」は、そうした思いや願いを受けて生まれたもので、校内のいろいろなところで皆さんの頑張る姿を見守ってくれているはずです。どうか、友だちとのつながり、先生方とのつながり、家族や地域の方とのつながりを大切にしながら、ぜひ、新しいクラスが「つながり日本一」のクラスになるように、浅江中学校が「つながり日本一」の学校になるように、皆さんの力を貸してください。
今、皆さんの顔を見ていると、一人ひとりの表情から、「よしがんばろう」という気持ちが伝わってくるようで、とても頼もしく感じられます。どうか、この気持ちを忘れずに中学校生活を送り、これからの三年間が充実したものになることを心より祈念しています。
さてここで、高いところから大変失礼ですが、保護者の皆様に一言ご挨拶申し上げます。お子様のご入学おめでとうございます。今日から三年間、大事なお子様を教職員全員で責任を持ってお預かりいたします。成長盛りの百三十七名のお子様をお預かりする訳ですから、いろいろな出来事があると思います。その時、一番大切な事は、保護者の皆様と私たち教職員が手を携えて子どもたちを育んでいくことだと考えております。お子様の健やかな成長のために、私たちもしっかりとつながっていけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後に、新入生の皆さんの浅江中学校での三年間がかけがえのない素晴らしいものになることを祈念して、式辞といたします。
平成二十八年四月八日
光市立浅江中学校長
伊 藤 幸 子