校長(河本 政之)より
【令和6年度前期終業式 話の骨子】 2024.10.10
① 厳しい暑さも落ち着き、秋の到来を感じる中、明日で『前期』が終了します。前期を振り返ってみて、みなさんはどんな思いを持っているでしょうか。それぞれの立場や状況により、違いはあるかと思いますが、みなさんは確実に成長しています。これからも自信をもってチャレンジを続け、『文化・スポーツの秋』『実力をつける秋』を満喫してほしいと思います。
② さて、みなさんは、この『三智』という言葉をご存じでしょうか。これは、明治から昭和にかけて活躍した、文豪 島崎藤村が残した言葉で、「人の世には三智がある。学んで獲得する智、人と交わって獲得する智、自らの体験によって獲得する智がそれである。」というものです。
この言葉は、現在の学びにおいても、とても重要なものであると私は考えています。授業に積極的に参加し、さらに、自分から本を読んだり、色々な方法で調べたり、話を聞いたりして学び、人との交流や、実際に体験してそれを経験に高めることで、価値ある知恵や知識が獲得されると思います。
みなさんの『心のエンジンを大いに駆動』させながら、充実した学びにも、ぜひともチャレンジして欲しいと思います。
③ さあ、15日(火)からは、いよいよ後期が始まります。これからの、学校生活、人権尊重を基盤とて、(豊かな心と主体的に対応できる知恵を獲得しながら、)★エージェンシーの獲得、つまり『気づき・考え・行動できる』力を伸ばしていくことで、ウェルビーイング(よりよい状態を)高め、日々の活動に一層ワクワクしながら取り組んでいきましょう。
皆さんの、活躍と大いなる飛躍を楽しみにしています。
【令和6年度前期始業式 話の骨子】2024.04.08
「つながり日本一の学校」浅江中学校に着任し、私自身、とてもワクワクしています。
皆さんともに、多くのことにチャレンジしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
その際に、大切にして欲しいことを確認しておきます。それは「あさなえ学園」の目標と15歳の浅江っ子像です。
目標は
①エージェンシーでもある 「気づき・考え・行動できる」です。
授業や部活動をはじめとした、全ての学校教育活動は、みなさんが「気づき・考え・行動できる」力、エージェンシーを育むためにあります。
②15歳の浅江っ子像、
○自分に自信がもてる子ども(自律)
○地域が好きな子ども(尊重)
○人とつながり、ふれあう子ども(創造)
には、みなさんの、さらに、みなさんのまわりの多くの人々の幸せ、ウェルビーイングを高める姿があります。
これからの一年間、みなさんがどれだけ目標、15歳の浅江っ子像に近づけるか楽しみにしています。
確実に着実に「前へ 前へ」、歩みを進めていきましょう。
【入学式 式辞】2024.04.08
119名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。また、本日ご参列頂きました地域の皆様に厚くお礼を申し上げます。
『光れ 輝け 浅江っ子』のもと、みなさんは小学校の6年間で大きく成長してきました。この土台をもとに、これから始まる中学校の3年間で、自信をもって充実した生活を重ね、一層成長してほしいと思います。それを実現させるためには、自分自身や身の回り、さらには地域の課題に「気づき、それを解決するために考え抜き、責任ある行動」を起こさなければなりません。つまり、自分自身や学校、地域を良くするために『気づき、考え、行動できる』力をつけることによって、充実した中学校生活を手に入れることができます。学校生活が充実すれば、「自分が好き、学校が好き、地域が好き」といえるはずです。少々失敗しても、そこから次につながる手応えを感じ、自信が高まっていくはずです。
発明王として有名なエジソンは次の言葉を残しています。「私は失敗したことがない。唯、1万回の上手くいかな方法を知っている」自信をもって、チャレンジを重ねていくことで、友達だけでなく、先輩や先生方、さらには地域の方々と関わることが、楽しいと思えるはずです。
みなさんが、そんな気持ちで、たった3年間しかない中学校生活を送るために浅江中学校はあります。
さあ、勇気を持って、今、ここから、義務教育最後の3年間の一歩を踏み出しましょう。
入学おめでとう。